KATOエンジニヤリング開発日誌

「アウトプット無きエンジニアにインプットもチャンスも無い」の精神で書いています

上級ウェブ解析士のフォローアップ講座を受講しました

ウェブ解析士という資格をご存知でしょうか。一般社団法人ウェブ解析士協会がウェブ解析ができる人間を育成するための認定資格として設けています。ウェブ解析士については公式のホームページを参照してもらえればより詳細がわかります。

www.waca.associates

ウェブ解析士の資格は試験に合格してからもフォローアップ講座を定期的に受講して常に新しい解析手法等のキャッチアップをしていく必要があります。私がフォローアップ講座で学んだことを羅列します。

コンセプトワーク

  • なぜコンセプトワークをするのか
    • ウェブサイトやアクセス解析のデータを見ただけでは気づかないことを気づくため
    • コンセプトを明確にし、顧客と共有することが必要
    • 顧客が特にコンセプトを意識していなかった場合にはウェブ解析士が顧客と一緒に考えてあげる

定性的な情報収集

  • コンセプトワークを行う前に、定性的な情報収集でクライアントビジネスを把握する。
  • ウェブ解析の前に顧客の信頼を勝ち得る
  • ウェブ解析データにこだわらずに状況把握をすること
    1. アンケート調査(アンケートの実施)
      • 設問は行動につなげる仮説をたてておく
    2. インタビュー(デプスインタビュー)
      • 少数の顧客や競合他社・同業や社員インタビューで業界理解を深める
    3. モニタリング
      • 実店舗訪問や商品試用や利用者の発言などを収集しておく

コンセプトワークで行う分析内容

  1. ミッション
  2. マーケティングゴール
  3. ゴールイメージ
  4. ビジネスゴール
  5. 環境分析
  6. カスタマー分析
  7. ベンチマーク分析
  8. 自社分析
  9. カスタマーフロー分析
  10. 異質化
  11. コンセプトの定義

ミッション・マーケティングゴール

社会貢献・顧客満足を起点とした企業しか生き残れない。

  • ミッション
    • 内的で主体的志向
  • マーケティングゴール
    • 外的・環境的志向

ビジネスゴール

  • ゴールイメージは文字だけではなく画像などでイメージしやすくするとよい
  • 顧客とビジョンが共有しやすくなる
  • 収支目標を決めてビジネスゴールを設定する
  • ビジネスゴールを定めるが、マーケティングに分解しない

カスタマー分析

  • 旧客
    • 取り戻したいカスタマー
      • 失客した理由は何か
  • 現客
    • 現状のカスタマー
      • 現在利用頂いている理由
  • 新客
    • 今後欲しいカスタマー
      • そのカスタマーを欲しい理由

ベンチマーク分析(競合分析)

最近では企業だけが競合であるとは限らない。自分の業界のお金や時間を奪う他業界やフリーランス等も競合として考えられる。競合を分析するが、全ての分野で自社が上回る必要はない。どうしても勝てない部分は見切りをつけるといった判断材料になる。

自社分析

  • 自社の進む方向を自社分析で判断する
  • 自社分析を行うのは競合分析等を行ってから行うのがよい
    • 自社の良いところばかり目についてしまうから

カスタマーフロー分析

  • カスタマーの態度変容や心理状況・行動を仮説を立てて分析する
  • どんなカスタマーがいて、どんな状況でどんな行動をしていくのかを考える
  • カスタマーフロー分析では感情を含めた状況把握と具体的な施策を決める

異質化(差別化)

これまでの分析からクライアントや自社が競合に勝てるポイントは何かを抽出できている。異質化分析を通してコンセプトダイアグラムの施策のアイデアを増やすことができる。

  • 異質化分析のフォーマット
    1. コンテンツ
    2. 組織
    3. 品質
    4. 対象
    5. 価格
    6. 信頼性
    7. デザイン
    8. スタイル
    9. スタンス

上記のポイント以外にも異質化するポイントは多い方がよい。

コンセプトの定義

カスタマーの喜びを高めたり、問題を解決する言葉でコンセプトをつくり、メッセージとする。

コンセプトワークの注意する点

  1. ミッション
    • 自社が主体であること
    • 社会貢献性があること
    • 判断基準があること
  2. マーケティングゴール
    • 収益・利益がゴールであること
    • 顧客満足がゴールであること
    • メッセージ性があること
  3. ゴールイメージ
    • 文字だけでなく画像などで顧客とビジョンが共有できていること
  4. ビジネスゴール
    • トラフィック・楸瑛木を過去から決めていること
    • 過去データにもとづいていること
      • 新規の場合は過去データがないので問題ない
    • ウェブのトラフィックがあること
      • 新規の場合はウェブのトラフィックはないので問題ない
    • 売上の設定があること
  5. 環境分析
    • ミッション・マーケティングゴール・ビジネスゴール実現に関する環境になっていること
  6. カスタマー分析
    • ベンチマークに対して旧・現・新客は顧客になっている
    • 自社のサービスの購買理由が明確になっている
  7. ベンチマーク分析
    • カスタマーから見て価値を提供している組織であること
    • 自社が勝てない点・勝てる点が見えていること
  8. 自社分析
    • 自社分析を旧・現・新客に対して行っていること
    • セグメンテーションとターゲットがつながっていること
  9. カスタマーフロー分析
    • 状態にそのセグメントの態度があること
    • 行動と感情には感情が含まれていること
    • 態度変容に感情が含まれていること
    • 施策が具体的になっていること
  10. 異質化分析
    • 9個以上の異質化する点があること
    • ベンチマークとの差別化要素が含まれていること
    • カスタマー顧客満足度改善要素が含まれていること
    • 将来改善すべき要素が含まれていること
  11. コンセプトの定義
    • メッセージとなっていること
    • 提供するユーザーに対して伝える言葉になっていること
    • カスタマーの喜びを高めたり、問題を解決する言葉になっていること

メディア・ソース分析

自社デジタルマーケティング環境の現状を把握する。

  • 以下の点を明確にする
    • メディアの構成
      • ex:ウェブメディア構成図
    • 業務システムの構成
      • ex:業務システム構成図
    • 組織図
    • 現在活用しているソリューションや内部・外部リソース

リソース・ソリューション分析

ヒト・モノ・カネの管理のこと。会社が大きくなってくると部署単位でソリューション(ツールやライセンス)を保有していることがあるが、同じ会社なのに同じツールのアカウントやライセンスが重複してしまうことがある。リソース・ソリューションを管理することで無駄なコストを省くことができる。