KATOエンジニヤリング開発日誌

「アウトプット無きエンジニアにインプットもチャンスも無い」の精神で書いています

プロジェクトの事例研究 - PMに求められるスキルと教訓の残し方 -

前回の予告通りにプロジェクトマネージャに求められるスキルと教訓の残し方について書いていきます。

www.kato-eng.info

PMに求められるスキル

ITプロジェクトのPMに求められるスキル

知識・経験・スキル・コンピテンシーの定義

用語定義
知識知っている事項
知っているからといって活用できるとは限らない
経験実際にプロジェクトに参画し、行動すること
もしくはそれによって得られたこと
スキル技量、技能のこと
知識を持ち、実際に活用できること
知識を持ち、プロジェクトの経験をすることでスキルが定着する
スキル(実務能力) = 知識 × 経験
コンピテンシー高いパフォーマンスを発揮する際に具体的な行動を起こすことができる能力
PMコンピタンシーとは難易度の高いプロジェクトをより多く成功に導く優秀なPMに共通して見られる行動特性である
コンピテンシー(行動特性) = (知識 + スキル) × 行動

PMに求められる知識・スキル領域の全体

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知識 / スキル領域概要
プロジェクトマネジメントPMには最も主要な知識・スキルであり、自己流の知識だけではなく普遍的で体系的な知識がプロジェクト成功に必須である。
パーソナルマネジメントPMはプロジェクトにおけるリーダーであり、人を通じて仕事を遂行する。従ってリーダーシップ、コミュニケーションやネゴシエーション、また組織を運営管理する知識とスキルが必要になってくる。
テクノロジ / メソドロジプロジェクトで使用するハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク技術などのIT知識やプロジェクトを効率的に遂行するための設計技法、テスト技法、見積もり技法などのソフトウェアエンジニアリング知識、及びテクノロジ/メソドロジに関する知識とスキルは必須である。
インダストリ / 適用業務エンドユーザとの良好なコミュニケーションや適切なシステムを構築するためにも適用業種や業務についての知識とスキルは必要である。
ビジネスマネジメント良好なリレーション、提案、プロジェクト遂行上で発生するビジネスリスクの回避・軽減、契約や関連法規などのビジネスマネジメントに関する知識とスキルは必須である。

教訓の残し方

東京大学名誉教授の畑村先生の専門分野である失敗学では失敗体験の必要性を説いている。

教訓とは

人が行動すれば必ず失敗はするが、そこで重要なことは失敗を失敗であると認めることである。失敗を教訓にするには「体感 + 知識 + 経験 + 思考 + 学習」の全てのプロセスが必要である。

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