KATOエンジニヤリング開発日誌

「アウトプット無きエンジニアにインプットもチャンスも無い」の精神で書いています

スッキリわかるJava入門 実践編 読了

最近仕事でJavaを本格的に使うようになりました。IT業界に入る前にOracleのJavaの資格(Java SE 7 Programmer II)を持っているのでJavaの文法は理解してたが、Javaの開発で必要な知識が足りないと思い、表題の本を読むことにした。

スッキリわかる Java入門 実践編 第2版 (スッキリシリーズ)

スッキリわかる Java入門 実践編 第2版 (スッキリシリーズ)

私のJavaのレベル感

具体的にJavaの何がわからないというと、MyBatisを使ったO/Rマッパーの概念やJUnitを使った単体テスト、使用しているIDEであるEclipseの使い方すらよくわからない始末だった。「スッキリわかるJava入門 実践編」は上記の悩みを解決するには至らなかったが、Javaでシステム開発を行う上で必要な知識の土台を築くことはできたと思います。

第I部 さまざまな基本機能

第I部ではJavaの基本機能について学んだ。特に「コレクション」の章が実務に役立つと感じた。実際のシステム開発では配列を使うよりもコレクションの方が使う機会が多いと思っています。

また、オブジェクト指向の開発で必要なクラスの概念・知識についても初心者向けの本には載っていないようなことが記載されているのが初級者にやさしい感じがします。

第Ⅱ部 外部資源へのアクセス

第Ⅱ部では外部資源(ファイル、ネットワーク、データベース)へのアクセスについて学んだ。データベースアクセスは私が現在携わっているシステムでも頻繁に利用されている機能なので参考になった。一般的なシステムは何らかの外部資源を入力・出力に利用するので、初級者には面白味は無いかもしれないが疎かにするわけにもいかないと分野だと思います。

第Ⅲ部 効率的な開発の実現

第Ⅲ部では効率的な開発について学んだ。特に私が知りたかったJUnitの基本が記載されているのが助かった。今の会社では既に運用されているシステムの部分的な改修が多く、機能の改修よりもJUnitの改修・追加の方が多いこともあるので、Javaの開発に慣れていない人にはJUnitの基礎が学べるのは助かる。次のステップにはこの本が良さそう。

実践 JUnit ―達人プログラマーのユニットテスト技法

実践 JUnit ―達人プログラマーのユニットテスト技法

第4部 より高度な設計をめざして

第Ⅳ部ではデザインパターンと並列処理について学んだ。デザインパターンの知識があればJavaで開発された既存のシステムのソースを読むのも楽になります。並列処理は極力避けるようにすべきという風潮があるが、近年の大量データ処理等で並列処理の知識が必要になってきていると思います。実際、私が今開発を行なっているJavaのシステムでは部分的に並列処理化が行われています。より深い知識を得るためには次の本が良さそう。

増補改訂版Java言語で学ぶデザインパターン入門

増補改訂版Java言語で学ぶデザインパターン入門

増補改訂版 Java言語で学ぶデザインパターン入門 マルチスレッド編

増補改訂版 Java言語で学ぶデザインパターン入門 マルチスレッド編

特に2冊目は並列処理のデザインパターンがテーマなので、Javaで並列処理を用いるシステム開発に携わる者としては読むべき本だと思います。

書評

初心者向けのJava本を読み終えてコードはある程度読めるけど、Javaでシステム開発を行う上で必要な知識がざっと述べられている感じだった。Javaの高度な本を読む前の繋ぎとしては素晴らしい本だと思います。実際私も今理解できていないことと、次に何を学べばいいかを把握できたので、長年この本が売れているのに納得いきました。